ロバート・アレンが勧める自己啓発とは

ロバート・アレン

G.キングスレイ ウォードが勧める自己啓発とは

G.キングスレイ ウォードは原題「LETTERS OF A BUSINESSMAN TO HIS SON」を書いた人物です。日本版のタイトルである「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」を聞けば、「ああ、あの本か」となる方も多いのではないでしょうか。
日本では発行20年以上経った今なお愛されている本であります。タイトルからビジネス書といった趣ですが、ビジネスマンとしての「父親」が息子へ贈った手紙をまとめたもので、自己啓発の側面が強く、現在でも通用することが多く書かれています。
では、G.キングスレイ ウォードの勧める自己啓発とはどのようなものでしょうか。
G.キングスレイ ウォードは複数の会社を経営していた人物で、息子はその父親のことを超えられないだろうことに諦めや不安を感じています。そんな息子に父親は手紙を書くのです。その文章は経営者の心構えだけでなく人生についての心構えも伝えています。
経営者としての彼の経験則からの言葉を読むと、有限な人生をどれだけ真剣に真面目に生き抜くかが重要であることを痛感させられます。日々の中で人と真面目に向き合い、己と真面目に向き合い、小さなことに気を取られ過ぎず、物事の本質を見極めれば自然と高みまで上り詰めることができるだろうことこそが彼が息子に一番教えたかったことであり、彼の考える自己啓発なのです。